イタリア初上陸スタバ！スターバックスリザーブロースタリーミラノ │ Taznel

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スターバックスリザーブロースタリーミラノ
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佐藤明日花

世界中を旅するウェブライター／現在35ヶ国／好きな国は何度でも／海外居住歴4年／アイスとチョコを愛する20代／

スターバックスリザーブロースタリーミラノ

2017年までイタリア国内には1店舗もなかったスターバックス。満を期して2018年ミラノに高級店「リザーブ・ロースタリー」をオープンしました。
スターバックス・リザーブ・ロースタリーとは、2014年シアトルに1号店がオープンした高級路線のスタバ。
「リザーブ：reserve」とは、スターバックス内のコーヒー豆の格付けでプレミアムクラスの豆を指します。
そして「ロースタリー：roastery」とは焙煎所の意味。
つまりスターバックス・リザーブ・ロースタリーとは焙煎されたプレミアムクラスのコーヒー豆で淹れたての香り高いコーヒーを飲める「最高のコーヒー体験」が出来る最高級のスターバックスなのです。

2019年2月には日本の中目黒に1店舗目が初上陸したのも記憶に新しいですよね。ミラノのスタバ日本に上陸するより早く世界で3番目のロースタリーとしてオープンしました。
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エスプレッソの本場であるイタリア。実はスターバックスのハワード・シュルツ名誉会長がミラノで訪れたエスプレッソバーがスターバックスの誕生に影響を与えていると語っている程スターバックスにとっては重要な国。
そんなイタリアミラノに初上陸したスターバックスの全貌を訪ねてみましょう。

美しい外観

「世界で最も美しいスターバックス」とスターバックスが認める程の美しい外観は、かつては郵便局舎だった建物。クラシックな建物の重厚感はそのままに内装のみ改装され、入り口の看板も控えめでミラノの街並みに溶け込みます。
場所はドゥオーモ(ミラノ大聖堂)から近く、コルドゥージオ広場に面しています。

コーヒーの博物館

店内に入るとまるでコーヒーの博物館のような世界。まず目に入るのは鮮やかな色のロースト機械。ここで焙煎されたコーヒー豆は天井のパイプを通り、モダンなキャスク(豆を貯蔵するタンク)へと移動します。

床は職人が手作業で作り上げたミラノの街並みを思わせる石畳のデザイン。階段付近に1930年代の歴史あるエスプレッソマシーンが展示されているなど、モダンと伝統が融合した世界観が広がります。どこを見渡しても全てが芸術的で、スターバックスのコーヒーの世界を感じる事ができます。

ビバレッジメニュー

店内は１階と２階部分に分かれ、1階はビバレッジメニューが提供される「メインバー」と、フォッカッチャやピッツァが提供される「プリンチバー」があります。

メインバーでは定番のエスプレッソなど淹れたての香り高いコーヒーを注文する事ができます。
基本のエスプレッソの他に、抽出方法を選べるスペシャルなコーヒーも。
ミラノ店でしか体験できない限定アレンジメニュー「ロースタリー・クリエーション」のアルコール入りの「ウイスキー・バレルエイジ・コールドブリュー」など気になるコーヒーが沢山。

そして、忘れてはいけないのはトリノのジェラート職人アルベルト・マルケッティとコラボした液体窒素を使用して作ったアイスのアフォガード。ミラノ店でしか味わう事ができない一品です。目の前でアイスが作られる過程を見る事ができる最高のアフォガード体験。

プリンチメニュー

Princi（プリンチ）とはイタリアミラノ発の世界に誇るベーカリー。創業者ロッコ・プリンチ氏が手がけるメニューはどれも絶品。メニューはコルネッティ、フォカッチャ、ピッツァなど豊富な種類が並んでいます。どれも店内で作られた出来立て。ピッツァは色鮮やかで見た目も美しく、五感全てで美味しさを堪能する事ができます。