スターバックスリザーブ®️ロースタリー
「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」とは2014年に初出店をした、プレミアムクラスのコーヒーのみを提供するスターバックスの次世代店舗のこと。
- 「リザーブ:reserve」…スターバックス内のコーヒー豆の格付けの最高ランク、プレミアムクラスの豆
- 「ロースタリー:roastery」…焙煎所
つまりスターバックス・リザーブ・ロースタリーは店内で焙煎されたレミアムクラスのコーヒー豆で淹れたコーヒーを提供する店舗のことです。
シアトルに1号店がオープンしてから、続々と店舗を増やしているスターバックス・リザーブ・ロースタリー。
2019年の現在ではシアトル、上海、ミラノ、NY、まもなく東京でもオープンし、そして2019年半ばには新たにシカゴでのオープンが予定されています。
次世代型店舗、スターバックスリザーブロースタリーとはどんな店舗なのでしょうか・・・?
1号店:シアトル
1971年に創業したスターバックス1号店から9ブロック先の場所にオープンしたのは世界で最初のスターバックスリザーブロースタリー。
巨大資本を投じた高級志向の、新しいスターバックスの旗艦店はスターバックス史上最も成功した出店と言われています。
重厚感ある博物館のような外観のドアを開けると、香り高いコーヒーの香りに包まれます。
焙煎工場を中心に備えたリザーブ・ロースタリーでは、すでに新設されたロースタリーがある国をのぞく全ての豆をこの工場で焙煎しているというから驚き。
豆がサイロの中に落ちていくザラザラとした耳心地い音と、焙煎したての香りはここがコーヒー工場だと体感できるでしょう。
店内にはカフェスペースだけでなく、図書館、ショップ、ラウンジスペースもあり、有意義に過ごす事ができます。
そして2017年末にはアメリカ初上陸となるロッコ・プリンチ氏率いるイタリアのミラノ発の高級ベーカリー「Princi(プリンチ)」 が店内にオープンしました。
食材の多くを地元イタリア産をを使用するというこだわりのベーカリー。
店内で作られた焼きたてのフォカッチャやクッキーは、コーヒーと共に。

焙煎工場を見学しながら味わえる挽きたてのコーヒーは、まさに至福のコーヒー体験と言えるでしょう。
Access:1124 Pike St, Seattle, WA 98101
Tel:+1 206-624-0173
Open:7:00-23:00
2号店:上海
世界最大の面積を誇るスタバでもある上海のスターバックスロースタリー。
まるでテーマパークのようなこの店舗のコンセンプトは「珈琲奇幻楽園」、つまりコーヒーのワンダーランド!
店内には大きな焙煎機が2機置かれ、丁寧に焙煎され店内には香ばしさが漂います。
天井に張り巡らされたパイプを通る豆の移動は、見ているだけでも心踊るでしょう。
中国伝統の篆刻が全面に記された焙煎した豆が保存されためのキャスクでは、最高に美味しい時期になるまでここで保管されます。
やがて熟成された豆は専門バリスタの手によって素晴らしいコーヒーとなり提供されるのです。
上海店ならではの希少な中国茶やオリジナルブランドティーも取り揃えられた専門コーナー「Teavana(ティバーナ)」は、上海店が世界初の試み。
そしてロッコ・プリンチ氏が率いるイタリアンベーカリー「Princi(プリンチ)」は中国初進出。
ヨーロッパの伝統的製法で作られる美味しいパンやデザートが中国でも味わえるようになりました。
コーヒーと中国文化が融合した空間は上海でしか経験する事ができない、エキサイティングなコーヒー体験ができるワンダーランドです!
Access:1376 Nanjing W Rd, NanJing XiLu, Jingan Qu, Shanghai Shi,
Tel:+86 21 6279 8667
Open:6:30-23:00
3号店:ミラノ
2018年、エスプレッソ発祥のミラノに世界3番目となるスターバックリザーブスロースタリーが上陸しました。
なんとこのオープンがスターバックスにとってイタリア初進出となり、現在でもイタリアのスターバックスはこのスターバックリザーブスロースタリーだけ。
郵便局舎だったクラシックな建物の重厚感はそのままに内装のみ改装され、入り口の看板も控えめでミラノの街並みに溶け込みます。
ですが一度店内に入るとそこはスターバックスの世界が広がり、巨大な焙煎機が存在感を放ちます。
床は職人が手作業で完成させたミラノの街並みを思わせる石畳のデザイン。
この店舗にしかないのは大理石で作られたバーカーウンター。その豪華さに目が奪われる事でしょう。
バーカウンター「アリビアーモ」では100種類以上ものカクテルを楽しむ事ができ、イタリアのカクテル「スピリッツアペロール」もここで飲む事ができます。
ミラノに拠点を置くベーカリー「Princi(プリンチ)」も併設され、メニューはコルネッティ、ブリオッシュ、フォッカッチャ、ピッツァ、ティラミスなど充実したラインナップ。
石窯オーブンで焼かれた熱々のパンは、挽きたての香り高いエスプレッソとともに。
そしてトリノのジェラート職人アルベルト・マルケッティとコラボした液体窒素を使用して作ったアイスのアフォガードはここでしか味わう事ができない一品。
イタリアのスターバックス1号店は、沢山の魅力であふれています。
Access:Via Cordusio, 1, 20123 Milano MI,
Tel:+39 02 9197 0326
Open:7:00分-23:00
4号店:ニューヨーク
ニューヨークを代表するチェルシー地区に208年12月オープンしたのは、世界で4番目となるスターバックスリザーブロースタリー。
チェルシーマーケットとアップルストアの間にできたスタイリッシュなビルは建築家ラファエル・ヴィニオリ氏の設計。
総面積が約2140平方メートルもある9階建てのビルの中に東海岸最大の焙煎所はあるのです。
敷地内には約1トン分の銅を使って作られた高さ約3メートルもあるセイレーン(ロゴの女性)をモチーフにした彫刻や、ニューヨークの地下鉄をイメージしたロースト直後の豆を集めるパイプが店内に巡らされ、スターバックスリザーブロースタリーの世界が広がります。
もちろんこの店舗でも焙煎過程を香りとともに楽しむ事ができ、ハンマー加工された巨大なキャスクには焙煎されたばかりのコーヒーが保管され、やがてコーヒー豆の一部は世界のスターバックスへ送られ、またこの店舗でも淹れたての香り高いコーヒーを味わう事ができます。
最上階にあるカクテルバー「アリビアーモ」はアメリカ初のオープン。
数々の賞を受賞している人気ミクソロジストが作り出すコーヒーや紅茶を使ったカクテルなどを楽しむ事ができ、新しいコーヒーの世界が広がるでしょう。お酒が飲めない方はノンアルコールカクテルもメニューにあります。
そしてこの店舗もミラノのベーカリー「Princi(プリンチ)」も併設され、サンドウィッチやピザ、クロワッサンなどコーヒーにピッタリのメニューが揃います。
Access:61 9th Ave, New York, NY 10011
TEL:+1・212・691・0531
Open:日-水 7:00-23:00/木 7:00-24:00/金 8:00-24:00/土 8:00-22:00/
5号店:東京
ついに2019年の2月、世界で5番目となるスターバックスリザーブロースタリーが日本に初上陸!
場所は東京の中目黒、建築家の隈研吾氏によって設計された木のぬくもりであふれる建物は目黒川の桜並木沿いに溶け込みます。
4フロアからなる建物内にはスターバックスリザーブロースタリーの魅力が凝縮された、素晴らしいコーヒー体験ができる空間が広がります。
日本中に届ける豆の焙煎所、日本ならではのオリジナルブランドティーも取り揃えられた専門コーナー「Teavana(ティバーナ)」、ロッコ・プリンチ氏のもとで学んだ職人が提供する出来立てのパンが味わえる「Princi(プリンチ)」。
そして日本初上陸のThe Arriviamo Bar(アリビアーモ バー)ではここでしか飲む事ができないオリジナルカクテルがメニューに並びます。
「国内最高峰のコーヒー体験を叶える場所」それがスターバックスリザーブロースタリー東京です。
その全てを五感で体感してみてください!きっと素晴らしいコーヒー体験が出迎えてくれるはずです。
Access:東京都目黒区青葉台2丁目19−2
TEL:03-6417-0202
Open:07:00-23:00
6号店:シカゴ
世界で6番目のスターバックスリザーブロースタリーはシカゴのミシガン・アベニューでオープン予定。
2019年に閉鎖が決まったキッチン・インテリアショップ「クレイト&バレル(Crate & Barrel)」の4階建ての建物を引き継いでオープンする計画が進められています。
改装にはおよそ数十億円かかるそう。
それもそのはず。店舗の面積はおよそ4000平方メートルと現在最大の面積を誇る2790平方メートルの中国上海店を抜かし、世界最大規模のスターバックスリザーブロースタリーが予定されているのです。
1980年代にオープンしたシカゴ店の成功はスターバックスを世界的な大手コーヒーチェーンへと成長させるきっかけとなりました。
スターバックスにとってとても重要な地にオープンする、スターバックスリザーブロースタリーの全貌が待ち遠しいです。
2019年半ばオープン予定
最後に
2016年に創業者でスターバックス・コーポレーション最高経営責任者(CEO)を務めるハワード・シュルツ氏は来日した際に、スターバックス リザーブロースタリーについてこのように語っています。
「コーヒー豆からコーヒーなるまでの過程を実際に目にすることで、コーヒーに対する知識を深めてもらいたい。そうすることで、さらにコーヒーを味わうことができるのです。今まで体験したことがないコーヒーの世界を、ここで存分に味わってもらいたい。そんな場なのです」、と。
まだ世界に数店舗しかないスターバックスリザーブロースタリー。
近くに立ち寄る機会があれば、今までにないコーヒー体験をスターバックスリザーブロースタリーの世界で堪能してみてはいかがでしょうか。
また、東京のロースタリーオープンに先駆け20年ぶりに公認ブランドブックが発売されました。
スターバックスの魅力が沢山つまった1冊はぜひコーヒータイムに。
STARBUCKS OFFICIAL BOOK【本誌限定スターバックス カードつき】 (バラエティ)
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