カラフルな島 ブラーノ島
ヴェネチアからフェリーに乗る事40分、世界一カラフルな島と言われるブラーノ島に到着します。ブラーノ島は家一軒一軒がそれぞの色に塗装されたとっても可愛い島。
その昔漁師が漁から帰ってきた時に、霧が立ち込める中でも自分の愛する家族が待っている家がすぐ分かるように各家が好きな色に塗ったのがカラフルな島の始まり。赤、青、ピンク、紫、黄緑・・・驚くほど沢山の色の家が立ち並びます。今でも住民が住むこの街は家のカラー変更は出来ない等の法律が定められ、鮮やかでカラフルな景観を保っています。
フォトジェニックな島として世界中から注目を集めるブラーノ島。イタリアのヴェネチアに来たなら行かなきゃな勿体ない!それではブラーノ島をご紹介していきます。
ブラーノ島 アクセス方法
ブラーノ島へ行くにはヴェネチアからヴァポレットと言う水上バスに乗ります。この水上バスはヴェネチアを移動する欠かせない乗り物で、1回券から1週間券の種類があり、このチケットでブラーノ島まで行く事ができます。なのでブラーノ島へ行くなら24時間以上の券を買うのがお勧め!片道40分の距離を考えるととってもお得ですね。また、ブラーノ島へ行く途中にムラーノ島と言うヴェネチアンガラスが作られている島を経由して行くので途中立ち寄る事も可能です。
ブラーノ島へ行くにはベネチアの北側に位置するフォンダメンテ・ノーヴェ (F.te Nove)という停留所から12番の水上バスに乗船します。出発してから10分後にムラーノ島(Murano)に3箇所停まるので、その次の4番目に停船するブラーノ(Burano)で下船。
時間はベネチアからブラーノまでおよそ40分。船から降りた瞬間からカラフルな世界が始まります!
最強にフォトジェニック
まるで絵本の中にいるかのようなこの街は、どこを歩いてもフォトジェニック!表通りは賑わっているけど裏通りは人があまりいないので、誰もいないカラフルな街並みを撮影する事ができます。
そしてジェニックスポットとして人気なのはトレ・ポンティ(Tre Ponti)という場所。木製の橋の上から左右に広がるカラフルな街並みをバッグに撮影できます。
撮影アイテムとしてお勧めしたいのはジェラート。家に負けない位カラフルなジェラートは街並みと一緒に撮影すると最高にフォトジェニック!勿論本場のジェラートはびっくりする位美味しい♩ブラーノ島には住居だけでなくお店もカラフル。レストランやジェラート屋さん、おみやげ屋さんなど沢山のお店が立ち並びます。
伝統的なレース編み
そしてブラーノ島は伝統的なベネチアン・レースでも有名。そしてレース刺繍の発祥の地でもあります。その技術は繊細で素晴らしく世界的に注目を集め、かつてメジチ家からカティリーナがフランス国王へ嫁いだ際にヴェネチアンレースが伝わって以降マリー・アントワネットやポンパドール夫人にも愛好されていました。宝石に匹敵される高価なレース編みはフランス革命の一因になったとも。それほど高価なものだったのです。
そんなレース編みは今でもブラーノの女性が技術と伝統を守ります。かつてレース編みの学校だった場所は今はレース博物館になりました。博物館ではレース編みの歴史や美しい作品を見る事ができ、さらには博物館内で実演されているのでその繊細な技術を目の前で見る事ができます。
入場は5ユーロですが、ヴェネツィアの主な博物館を訪問できるミュージアム・パス(Museum Pass)でレース博物館も入る事ができます。
レース博物館詳細
営業時間:10:00 – 18:00 pm(最終入館5:30 pm)
定休日:月曜日
チケット: 5ユーロ

ムラーノ島
ベネチアから10分で行く事ができるムラーノ島はガラス職人が集まる島。そこで作り出される「ヴェネチアングラス」はその名を誰もが一度は聞いた事がある世界に誇る工芸品です。繊細なガラス細工は誰もが魅了する美しさ。ムラーノ島にはベネチアングラスのお店が立ち並ぶので、色々な作品を見たり購入したりする事ができます。店内には高価な作品だけでなく、ペンダントやピアスといった小さくて安価なものもあるのでお土産にもぴったり。また運河沿いに多くのカフェやレストランがあるので、運河を眺めながらランチやカフェを楽しめます。
訪ねてみて
最高にキュートでジェニックなブラーノ島!ベネチアに来たなら行かないなんて勿体ない。もし自力で行くのが不安な場合はオプショナルツアーを利用するのもお勧めです♩是非迫力あるカラフルさを体験してくださいね。
お勧めツアー
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【イタリア・ベネチアでアイランドホッピング】ブラーノ島・ムラーノ島・トルチェッロ島をまわる半日ツアー |
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