弾丸クアラルンプール!ピンクモスク、ブルーモスク トランジットでも巡っちゃおう!

弾丸クアラルンプール!ピンクモスク、ブルーモスク トランジットでも巡っちゃおう!

マレーシアのハブ空港があるクアラルンプールは、トランジットやストップオーバーで訪れる人も多いのではないでしょうか。せっかく訪れたなら限られた時間で効率よく観光したい!そんな時にオススメなのは、空港からチャーター車での観光。
今回限られた時間のクアラルンプール滞在で、チャーター車を利用しクアラルンプールの2大モスクである、ピンクモスクとブルーモスクを巡る事ができたので、チャーターツアーの流れをご紹介していきます!

なぜチャーターツアーがいいのか

トランジットやストップオーバーの場合は、荷物を持って観光しなければいけない場合もあります。空港に預ける時の金額は、大きなサイズで48RM(1310円)、普通のサイズでも28RM(760円)ほどかかりますが、チャーター車を利用した場合は、荷物をトランクに預けられ手間とお金を省略できます。

また、モスクは郊外にありブルーモスクの場合、空港からバスや電車で行くには一度クアラルンプールの中心地KLセントラルへ行き、そこからバスや電車に乗る必要があります。ですがブルーモスクの場合は2時間以上、ピンクモスクの場合は、1時間40分と時間がかかる上、運行時間がバスの場合30分に一本であったりとスムーズに移動する事ができません。
またクアラルンプールで主流になりつつある配車アプリgrabを利用した場合は約1時間程度かかります。金額は片道で約60RM(1600円)。2つのモスクに行き空港に戻ってきた場合は合計すると約140RM(約3,600円)かかりますが、下車の度に荷物を降ろし持ち運ばないといけないですし、毎回配車依頼をする必要がありタイミングによってはスムーズに移動する事は難しいかもしれません。
しかしチャーター車であれば基本は5,885円。ブルーモスクとピンクモスクに行く場合は郊外の為別途50RM(1,300円)/1人 かかりますが、煩わしさなく観光を満喫でき、荷物を空港に預けることを考えればそれほど高く感じない金額です。

私が利用したkkdayのチャーターツアーは、半日4時間と、1日8時間コースから選ぶ事ができ、私は4時間を選択。限られた時間でクアラルンプールの2大モスクを巡れるのでしょうか?
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空港ピックアップ

ツアーはまず電話番号でやりとりできるWhatsAppで連絡がきて、待ち合わせ場所の空港出口へ向かいます。車種と色を教えてもらいスムーズに乗車。
WhatsAppは電話番号でやりとりできるメッセージアプリで事前にDLして登録しておく必要がありますが、海外でツアー会社を利用する時に使う事が多いのでDLしておく事をオススメします。
SIMカードを挿し直して電話番号がかわっても、番号を更新しなければ日本で利用している電話番号で問題なくやりとりできます。

WhatsApp Messenger

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ピンクモスク

最初に向かうのは空港から近いピンクモスク。
このモスクは正確にはプトラモスク(Masjid Putra)と言い、ピンク色の外観と内装の色から通称ピンクモスクと呼ばれています。
ピンクモスク クアラルンプール

モスクはお祈りの時間と観光の時間が分かれていて、お祈りの時間は一般の人が入る事はできません。以下が観光できる時間です。金曜日はイスラム教徒にとって大切な聖なる礼拝の日ですので、夕方の限られた時間のみになります。

■ 土曜日〜木曜日
9:00-12:30
14:00-16:00
17:30-18:00
■ 金曜日
15:00-16:00
17:30-18:00

モスクの正門を入ると右手にローブを無料で貸してくれるコーナーがあります。女性と半ズボンの男性はローブが必要になるので、必ずレンタルして着用してください。
ローブは可愛い濃いピンク色で、ピンクモスクにぴったりの出で立ち。
ピンクモスク クアラルンプール

モスクの外観

バラ色がかった花崗岩を使用して建設されたピンクモスクは、どこを見渡しても鮮やかなピンク色と繊細なアラベスク模様が美しく、そしてフォトジェニック。人造湖であるプトラジャヤ湖のほとりに建てられ、空と湖の透き通るようなブルーはよりピンク色の美しさを際立たせます。
ピンクモスク クアラルンプール

モスクの内部

ピンクモスクは主に3つのエリア「祈祷ホール、サーン(中庭)、学習施設」に分かれ、有名なピンク色のドームが見れるのは祈祷ホールになります。

モスク内は土足厳禁、靴を脱いで上がります。足を踏み入れた瞬間に目に入るのはピンク色の天井ドームに描かれた繊細で芸術的なアラベスク模様。壁や足元のペルシャ絨毯もピンク色で統一されていて、ため息が出るほど美しいピンク色に圧倒されます。15000人も収容できるほどの大きな空間はどこから撮影してもフォトジェニック。
ピンクモスク クアラルンプール

ピンクモスク クアラルンプール

ミナレット

ピンクモスクの壮観なミナレット(尖塔)は、バグダッドのシーク・オマール・モスクの設計に影響を受け建てられました。高さは116cmを誇り、ミナレットの内部はイスラムの5つの柱を意味する5つの層で分かれています。
・シャハーダ(信仰告白)
・サラート(礼拝)
・ザカート(喜捨)
・サウム(断食)
・ハッジ(巡礼)

フォトスポット

モスクの内部を十分に見たら、ローブを返却しモスクの全景を撮影できるプトラ広場に移動します。祈祷ホールを出たら出口に向かって右手に歩いていくと、エスカーレターがあるのでそのまま降ります。
ピンクモスク クアラルンプール

ショップやフードコートを過ぎると、プトラ広場に到着します。モスクと一緒に撮影するならこの広場がオススメ!あまり人がいないのもジェニックな写真が撮れるポイントです。このプトラ広場からはプトラジャヤ湖のクルーズ船も出ています。
ピンクモスク クアラルンプール

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ブルーモスク

ピンクモスクからブルーモスクまでは車で約40程かかります。

正式にはマスジッド・スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ(Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz)と言い、幻想的なブルーの外観からブルーモスクと呼ばれています。マレーシアで最も大きいモスクで、東南アジアでは第2位、世界でも第4位の規模で、ドームは約25,000人を収容可能です。

ブルーモスクと呼ばれるモスクは、他にトルコの世界遺産に登録されているスルタンアフメト等があり、青い外観を持つモスクの総称をブルーモスクというのだそう。

入り口で受付を済ませたら、女性と半ズボンの男性は無料のローブをレンタルし着用します。鮮やかな青色のローブでブルーモスクにぴったりの色。
ブルーモスク クアラルンプール

ブルーモスクは必ずボランティアのガイドさんと一緒に施設内を巡ります。時間は決まっておらず、予約などもないので集まり次第案内してくれるのだそう。英語での案内ですが、フォトジェニックな撮影スポットなど日本語も書いてある資料を使って、モスクの役割などを詳しく説明してくれました。また、礼拝堂内部はガイドさんと一緒でないと撮影する事はできません。
ブルーモスク クアラルンプール

見学できる時間は決まっているので、事前に確認してください。金曜日は他の曜日と異なります。到着後タイミング次第ですぐに見学できないので、時間に余裕を持った方が良いでしょう。また見学の所要時間は、40~50分ほどでした。

■ 土曜日〜木曜日
9:00-12:30
14:00-16:00
16:45-18:30
■ 金曜日
9:00-12:00
14:45-16:00
16:45-18:30

モスクの外観

青色が特徴的なブルーモスクは、ドーム自体としては世界最大なのだそう。高さ140mを超える4本のミナレット(尖塔)がドームの周りにそびえ立ち、より大きさを際立たせます。あまりにも大きくて写真に収めるのが難しく、広角のレンズを持っていくのがオススメです。
ブルーモスク クアラルンプール

モスクの内部

モスク内の1番の見どころは礼拝堂と、その前の中庭。中庭の大理石床と白い柱の白さは美しく、見上げると透き通った天窓の先には青いドームが映り、そこから光が降り注ぐ神秘的な空間が広がります。
ブルーモスク クアラルンプール

モスクのドアを開けると、広場とは違い重厚感ある色と空間が広がっています。窓は深いブルーのアラベスク模様のステンドグラス。神の唯一性を重視する為、偶像崇拝が禁止されているイスラム教では、神仏を人間の手で、木材や土、金属など様々な材料を使って具体的な像にしたり、絵に描くというような絵画や彫刻が発達せず、その代わりにアラベスク模様やコーランを美しい書体で書き表す事で美しさを表現します。数学的に正確であり、可視的物質世界を超えて広がる無限のパターンは伝統的イスラム文化の世界観の象徴でもあります。

例え異教徒であったとしても、モスクの礼拝堂に入ると不思議と厳かな気持ちになります。
ブルーモスク クアラルンプール

フォトスポット

ブルーモスクのフォトスポットは真っ白に続く中庭と、モスク内の青色のステンドグラスの前でしょう。イスラム教への早慶と謙虚さを忘れずに素敵な写真を撮影してくださいね。
ブルーモスク クアラルンプール

チャーターツアーを利用してみて

ブルーモスクの後は空港に戻り、終了。ぴったり4時間。そのままホテルにいく人はホテルで下ろしてもらう事もできます。
チャーターツアーは送迎だけでなく、モスクの説明やフォトスポットを教えてもらったり、とても効率的で有意義な時間を過ごす事ができました。
他にも、ペトロナスツインタワー、王宮博物館、バトゥ洞窟など自由にアレンジできるのがチャーターの良いところ。行きたい場所と時間兼ね合いなど事前にツアー会社を通して相談する事もできます。

クアラルンプールの2大モスクを4時間で訪れてみて感じた事は、バスや電車で移動してた場合下手したら倍くらいかかるかも・・・という事。クアラルンプールの道路は混雑している事も多く、迂回などできないバスはより時間がかかってしまいます。
もし、弾丸クアラルンプールで2大モスクに行きたい!という方はチャーターツアーは本当にオススメです。

クアラルンプール観光・貸切チャーター車

モスク情報

ピンクモスク
プトラモスク Masjid Putra
Persiaran Persekutuan, Presint 1, 62502 Putrajaya, Wilayah Persekutuan Putrajaya, [ MAP] ■ 土曜日〜木曜日
9:00-12:30
14:00-16:00
17:30-18:00
■ 金曜日
15:00-16:00
17:30-18:00

ブルーモスク
マスジッド・スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz
Persiaran Masjid St., Sekysen 14, 40000 Shah Alam, Selangor, [ MAP] ■ 土曜日〜木曜日
9:00-12:30
14:00-16:00
16:45-18:30
■ 金曜日
9:00-12:00
14:45-16:00
16:45-18:30

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