台湾のコンビニ
台湾では日本と同じセブンとファミマをよく見かけます。
ですが、日本と取り扱い商品は同じなのでしょうか?
コンビニフードの実力は?
そしてコンビニでできることをご紹介していきます!
セブンイレブン
台湾の若者の間では「シャオチー(小7)」と呼ばれ親しまれているセブンイレブン。
タクシーの運転手に伝える時は日本と同じでセブンイレブン言えば大丈夫。
セブンイレブンでできること
コピー
日本のコピー機と同じように利用でき、旅行中に急にコピーが必要になっても安心です。
ibon
ibonというマルチ機械が設置されています。
観光で主に使う項目は
「表券中心」「生活服務」の2つ。
表券中心は高鐡(新幹線)やバスの予約をしたり、発券をしたりする事ができます。
生活服務はタクシーを呼ぶことが可能。
道端でタクシーを拾うと檳榔を食べている運転手多い中、コンビニで呼ぶと安心なしっかりとした会社のタクシーを呼ぶことができます。
「叫車服務」でタクシーを呼ぶことができます。呼ぶ際には台湾の電話番具が必要になるのでSIMカード購入時の電話番号を使用してくださいね。
ATM
観光中ですとクレジットカード海外キャッシングが多く利用すると思います。
台湾内のATNで一番操作がわかりやすいのはセブンイレブンの中国信託銀行ATM。
英語表記の画面に変更することもできます。
お金を引き出すには「提款(Withdraw & Cash Advanse)」をクリック。
続いてパスワード入力画面になるので、クレジットカードの暗証番号を入力。
そして100元(370円)ほどの手数料がかかるかどうかの確認画面になるので「Continue」をクリック。
あとは必要な金額を決め、最後のレシート印字の有無を選択し終了。
最後に現金とカードの受け取りを忘れないでくださいね。
悠遊カードの購入
コンビニで悠遊カードを購入するならダントツでセブンイレブンがおすすめ。
店頭に並べられている以外にも、店員に伝えたら他にも悠遊カードを出してくれます。
可愛いキャラクターものや、台湾らしいデザインも。
機械で購入するととてもシンプル。せっかくなのでセブンイレブンで好きなデザインを探してみてくださいね。
レジ前にカードが並んでいますが「悠遊卡(EasyCard)」の他に「愛金卡(icash)」もあり、icashは交通機関に乗れないので気をつけてください。
金額は1枚100元。最初にチャージする最低金額は100元なので、200元あれば購入可能です。
購入する場合は「我要買悠遊卡(ウォーヤオマイ ヨーヨーカー)」と伝えるか、悠遊カードを指差せば伝わります。
悠遊カードのチャージ
コンビニのレジで悠遊カードのチャージをすることが可能です。
中国語では「請加值(チン ジャーズ)」(チャージしてください)というのですが、
難しい場合は、悠遊カードとチャージしたい金額を見せてずっと頷いていればチャージできます。(体験談)
単位は100元単位です。1000元しかなく300元しかない場合はそのように伝えてくださいね。(手で3ってすれば多分伝わる・・・)
勿論商品の支払いも悠遊カードで可能です。
セブンイレブンのコンビニ飯
セブンイレブンのコンビニ飯はどこのコンビニよりクオリティが高く美味しいと在住者の間では評判です。
一番のオススメは冷凍フード。ただし観光の場合冷凍食品は購入する機会があまりないと思うので、それ以外のものをご紹介していきます。
パン
まず残念ながらパンはオススメできません。パサパサしていて味がぼんやりしていています。
美味しいか分からず賭けで購入するくらいなら他のものをオススメします。
パン屋さんで購入するパンは美味しい確率が高いです。
おにぎり
おにぎりは基本的に具材が少なめ。不思議な味がするのものも多いので旅の思い出に試してみても。
美味しいおにぎりを食べたい場合は、こちらのおにぎらずがオススメ。
最近発売されたもので、中の具材もたっぷり。鶏肉は台湾ならではの八角の味もせず安心の美味しさです。
ヤムチャ
餃子や小籠包など売っていて、どれもハズレがなく美味しいです。
一番のオススメは小籠包ですが、最近あまり見かけず・・・。
薄い皮に濃厚なスープは店舗で食べるものに引けを取りません。見かけた方はぜひ!
サンドウィッチ
なぜか基本的に甘みがあります。そして台湾のサンドウィッチは一般的に甘いものが多い印象。
台湾らしいサンドウィッチを食べてみたい方にはオススメ。日本の味を求める方にはオススメできません。
駅弁
最近よく見かける駅弁当。種類も多く昔ながらの台湾の味を食べる事ができます。
でも八角は覚悟してください。・・・慣れると美味しいんですけどね、八角。
おかゆ
筆者が台湾に住み始めた頃は毎日のようにコンビニの小籠包とこのおかゆを食べていました。
とくに皮蛋粥は癖になります。おかゆはどれも怪しい味がせず食べやすく美味しい!台湾食べ歩きで疲れた胃にもおすすめ。
茶葉蛋
台湾のコンビニが八角の匂いに包まれている原因です。
殻付きのまま売っているのでビニールにいれてレジに持っていってくださいね。
漢方風味でビールのつまみにぴったり!これぞ台湾!
おでん
台湾では一年中おでんが販売されています。
具材もトウモロコシが入っていたりと日本とはまた違い、台湾式のおでんを楽しめます。
お菓子
チョコレートやポテトチップス。日本と同じようなラインナップ。
特徴的なのはドライフルーツがとても多いです。これはお土産に購入される方も多いんです。
カップラーメン
日本語が書いてあっても信用してはいけません。北海道などと書いてあっても信用してはいけません。
食べていると日本が恋しくなるので、誰かと一緒にお酒でも飲みながら食べてくださいね。
セブンイレブンのドリンク
お茶
茶葉入りのお茶や豊富な種類のお茶が取り揃えられています。
最近の流行はこちら。茶葉たっぷりでこれぞお茶の真髄!
台湾ではお茶を購入するとデフォルトで砂糖が入っていますがこちらは砂糖なしなのもポイントが高いです。
因みに「無糖」表記がない限り砂糖入りだと覚悟してくださいね。
コーヒー
スターバックスや有名チェーン店のコーヒーをはじめ色んな種類がありますが、基本的にとても甘いです。
びっくりするくらい甘いので、糖度を確認してから購入することをオススメします。
冰(アイス)/ 熱(ホット)/美式咖啡(アメリカンコーヒー)/卡布奇諾(カプチーノ)/拿鐵(ラテ)
ペットボトル飲料
コーラやスプライトといった日本でのおなじみの飲み物や、お茶やお水があります。
そしてペットボトルのお茶で一番おすすめなのは「原茶(緑茶)」
砂糖も入っておらず一番日本人に馴染みがある味。
さすがは「綾鷹」の製茶技術を改良しただけあります。
緑色の緑茶、青色の東方美人茶はともに無糖。
台湾のお茶で無糖かどうかって本当にポイントが高いんです・・・。
台湾ビール
見覚えある日本のASAHIや台湾のビール金牌台湾啤酒や水果ビールが置いてあります。
任3件85折とは任意の商品を3個買うと15%offという意味。
その他のもの
旅行中に必要な洗顔やメイク落とし、汗拭きシート。日本のコンビニと殆ど同じようなラインナップが揃っています。
何か忘れ物があってもコンビニにくればとりあえずどうにかります。
ファミリーマート
ファミリーマートは「ゼンジャー(全家)」が一般的な呼ばれ方です。
ファミリーマートでできること
コピー機/Fami port
日本と同じようにFami portやコピー機が設置されています。
できることはセブンイレブンとibonとほぼ同じです。
ATM
ファミリーマートでもATMは設置されてお金を引き出すことが可能。
「PLUS」や「Cirrus」のマークがついているクレジットカードもしくはキャッシュカードであれば、引き出し可能です。
悠遊カードのチャージ/購入
ファミリマートでも悠遊カードのチャージや購入ができます。
ですが悠遊カードの種類はセブンイレブンの方が種類が多いです。
ファミリーマートのコンビニ飯
基本的にセブンイレブンの方が美味しいコンビニ飯。
ですが霜淇淋(ソフトクリーム)は、ファミリーマートを筆頭にコンビニで販売され、人気商品の一つ。
季節によって味も変わり、どれも美味しいと評判。値段は1つ30元前後。
ファミリーマートのドリンク
基本的にはセブンイレブンと同じラインナップ。
ですがファミリーマートでしか販売していないものも。
こちらの金色三麥は台湾のビアレストランが出しているビール。
はちみつ、ラズベリー、ライ、コーヒーのフレーバーがあり、台湾ビールの水果やはちみつビールより甘くなくビールの深い味わいを堪能できます。
台湾のコンビニ事情
レジ袋
台湾のレジ袋は有料なので、袋を購入しなければいけません。
レジで袋が欲しい事を伝えてください。
小さいサイズで1元、大きいサイズで2元です。
「我要袋子(ウォーヤオダイズ)」レジ袋をください。
台湾ではどこの店でもレジ袋は有料なので、ショッピングバッグを持ち歩くのがおすすめ。
温め
購入すると温めるかどうか尋ねられます。
店員によっては聞く前にあっためようとする人も。
温め不要の場合、店員が商品を持ってどこかへ行こうとしたら、それは温めようとしてるので止めてくださいね。
「要加熱嗎 (ジャーラーマ?)」温めますか?
温めて欲しい時は
「請幫我加熱(チンバンウォー ジャーラー)」温めてください。
領収書/レシート
コンビニでの購入であっても領収書が必要かどうか尋ねられます。
不要の場合は「不用(ブーヨン)」と伝えてください。
統編(トンビェン)領収書
發票(ファーピャオ)レシート
おわりに
いかがだったでしょうか?台湾のコンビニ事情。
コンビニ飯は決して日本のクオリティを求めてはいけません。
でもなんだか楽しくて通ってしまう台湾のコンビニ。
不思議なものを見かけると、わかっていても試したくなってしまうのはなぜなのでしょう。
そして美味しいものに出会った時の感動は一入。
ぜひ、観光の一環で台湾のコンビニを楽しんでくださいね!