ANA SUITE LOUNGE
ANAスイートラウンジは限られた人しか利用する事ができない贅沢で特別な空間。
ファーストクラス搭乗者か、ステータス保持者の限られた人しか利用する事ができません。
「ANAスイートラウンジ」があるのは国際線は羽田と成田空港の2箇所。
国内線は羽田、新千歳、伊丹、那覇空港にあり、以下の条件を満たす方が利用できます。
ANAダイヤモンドメンバーおよび同伴者1名
ANAミリオンマイラーおよび同伴者1名
ANAスイートラウンジ利用券保有者
ミリオンマイラーでも200万マイル以上でないとスイートラウンジを利用する事ができず、100万マイルだとANAラウンジになります。
そしてビジネスクラスでも利用する事ができない、空港の中で1番贅沢な場所と言っても過言ではありません。
今回私はANAダイヤモンドメンバーの方のご厚意で同伴者として憧れの空間を利用する事ができました。
一体あの奥に続く空間はどんな煌びやか世界が広がっているのだろう・・・。普段利用するANAラウンジとはどのように違うのだろう?
初めて訪ねた驚きと感動の記憶と共に、他のリッチな方がレビューしているのとはちょっと違うとっても庶民目線でお送りしていきます!
羽田空港国際線 ANAスイートラウンジ
今回私が訪れたのは羽田空港国際線ゲート100近くのANA SUITE LOUNGE。
ゲート100付近にあるエスカレーターで上にのぼるとANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEの受付がそれぞれあります。
普段はANAスイートラウンジに羨望の眼差しを向けつつANAラウンジへ向かうのですが、この日は胸をはってANAスイートラウンジへ。
受付をして頂きラウンジ内に入るとそこはしっとりと重厚感のある落ち着いた空間に暖かい照明がともる、上質な空間。
着席してすぐにメニューリストを手にスタッフの方がドリンクのオーダーを聞きに来てくださいました。
メニューにはシャンパンを始め、ワインやビール各種アルコールは選ばれた名品がメニューリストに並びます。
シャンパンはフランスのジャカール・ブリュット モザイク。
ワインは白ワインと赤ワイン、各国の特色ある素晴らしいワインが揃っています。
日本酒や焼酎、梅酒も揃いメニューリストだけでもラグジュアリー。
私はせっかくなのでANAラウンジには置いていないシャンパンをいただくことに。
美しい泡が魅惑の世界へ誘います。
エレガントな味わいは洋梨を想わせる新鮮でフルーティーなブーケ。
Dining h
羽田空港ANAスイートラウンジでは毎日19:30からスペシャルな時間が始まるそうで、その名も「Dining h」。
レストラン専属の係員が常駐し、振舞われる料理は高級レストランさながらのディナー。
ANAとしては初めて展開するレストラン形式のサービスという事で期待は高まります。
時間は19時30分~24時30分までですが、限定メニューは早めに訪れないと食べる事が出来ないお食事なんだそう。
dining hに入るとまず芸術的なアペタイザーが並ぶビュッフェコーナーがあります。
色鮮やかで趣向が凝らされた小さく可愛らしい1品1品に心が躍ります。
食べ過ぎてしまいそうな欲求を抑え、上品に盛り付け。お味はどれも絶品。本当にここはラウンジなのだろうか・・・。
メインディッシュのメニューは月ごとに変わり、ANAのサイトで確認する事ができます。
事前に確認し、限定のステーキを食べよう!と意気込んでいたのですが、ご一緒された方がステーキを注文されるとの事でもう1つの限定メニューの金目鯛をオーダーさせて頂きました。
少しでもいろんなメニューを見てみたいという庶民心丸出しでしたが、いただいていたシャンパンと金目鯛とのマリアージュは素晴らしく、思わずウットリ。
限定ではないメニューもあり、それはどの時間に行っても注文する事する事ができ驚く事に限定メニューをのぞいては何品でもおかわりができるのだそう。
デザートは世界のエアラインでも屈指のレベルを誇るANAシェフで編成する「THE CONNOISSEURS(ザ・ コノシュアーズ)が手がけた季節の果物のパフェが提供されます。
限定20食との事で、食べ損ねてしまったら・・・と、早めにオーダーしておきました。
徳島の和三盆とぶどうまんじゅうのパフェは、食べるのが難しいという問題があったものの至福のお味でした。
フードメニュー
Dining h以外にもフードコーナーがあり、そこではANAラウンジおなじみヌードルバーも。
ただ、生パスタやビーフバーガーなどANAラウンジにはないメニューもありました。
ビュッフェコーナーにはDining hにあったアペタイザーやサラダ、おにぎりやパン等が並びます。
ホットミールはエビチリなど3種類提供され、内容は隣のANAラウンジと同じでした。
(エビが大きかった気もしますがきっとそれはスイートマジック)
ハーゲンダッツは機内で1つ配られるだけで、贅沢な気持ちに浸れるのにここではカップに入ったハーゲンダッツが食べ放題。
自分でよそうスタイルのハーゲンダッツはラウンジで出会った事もありましたが、初めてのカップ体験に驚きと興奮が隠せません。
ドリンクメニュー
最初に見せて頂いたドリンクメニューリストの他にカウンターで用意されています。
ワインはメニューリストと同じラインナップ。
ウイスキーやスピリッツも揃いお好みの濃さで飲む事ができるようになっています。
ビールはプレミアムモルツのサーバーがあり、注ぎたてを自分でいれる事ができます。
と、いろいろ揃っていますがグラスが空になるとすかさず追加のドリンクオーダーをお伺いして頂いていて、自分で飲み物を用意する事はありませんでした。
ラウンジ内
ラウンジ内は多彩な座席が用意されています。
ふかふかのソファーには1席ずつクッションが置かれフライト前に十分にリラックスでき、飛行機を眺めながらゆっくり過ごせる贅沢な座席も。
プライベート空間が保たれたスペースはなんだかとても仕事が捗りそう。
勿論シャワー室も完備。
受付をしシャワールームに入るとそこはまるで高級ホテルのような空間。
まず目に入るのはアメニティのシャンプーセット。なんと高級ホテルにも置かれる資生堂の高級ラインのルモンドール。
そしてパウチのシャンプーとコンディショナーはPOLAが用意され、憧れのブランドが揃います。
ドライヤーはダイソン。
置かれているものが全て一流品で、空港ラウンジのシャワーはイマイチという概念がすっかり覆されてしまいました。
他にも喫煙室や通話室と全てが揃い、ラウンジから出なくても、むしろラウンジから出たくなくなる程の設備が揃えられていました。
訪ねてみて
ANA SUITE LOUNGEの中でも最も豪華と言えるDining hがある羽田のラウンジを体験させて頂く事ができ、本当に夢のような時間を過ごす事ができました。
ANAラウンジでも自分にとっては贅沢な場所ですが、その上をいく贅沢さに感動してばかり。
Dining hので頂いたお食事は、普段の生活でも中々味わう事ができないクオリティ。
こんなお食事が無料で提供されるなんて、やはりファースクラス搭乗者やダイヤモンドステータス保持者は凄い存在だなあ・・・と再実感。
自分の力では訪ねる事は出来ない、憧れの場所としてしっかりと記憶に刻まれました。
素晴らしい体験を提供して下さったダイヤモンドメンバーの方に感謝と共に。
ラウンジ情報
羽田空港国際線 ANA SUITE LOUNGE
Access
羽田空港国際線 ゲート110付近
Status
ANA、スターアライアンス便のファーストクラス搭乗者および同伴者1名
ANAダイヤモンドメンバーおよび同伴者1名
Open
5:00~25:00
設備
シャワー◯
コンセント◯
Wi-Fi◯
アルコール◯