スターバックリーザーブロースタリーの日本1号店が中目黒に2019年にオープンすると話題ですが、
日本のスターバックス1号店、そしてスターバックスリザーブ、リザーブバーの1号店についてはご存知でしょうか?
このページでは日本のスターバックスの歴史と、1号店についてご紹介していきます。
スターバックスリザーブロースタリーについてはこちらをご覧ください
スターバックス1号店[Starbucks Coffee Japan]
銀座松屋通り店
スターバックスは1971年にシアトルに1号店をオープンし、今では世界中に展開するコーヒーチェーン店です。
日本ではシアトル出店から25年後の1996年8月2日に銀座に初上陸しました。

それは日本に今まであったチェーン店のカフェという概念を覆し、おしゃれな外観やメニュー、そしてヨーロッパ風のオープンテラスが併設され大きな話題となりました。
また当時では珍しい店内全面禁煙を採用し、女性客が居心地良い空間を提供する事も人気に拍車をかける要因となりました。

1996年にオープンした銀座1号店は2017年に1度リニューアルされましたが、現在でも変わらずコーヒーを飲むことができます。
リニューアルも初出店の8月2日に合わせてオープンされ、他にも節目のアニバーサリー・イヤーには記念の限定商品を購入できたり、特別な内装を楽しむ事ができます。
そして1号店ならではの特別な飲み物ががあります。
それはオープンして初めてのお客様が注文された「ダブルトールラテ」。
一般の店舗でメニューにはなく、注文するのはややこしいですがこの店舗では是非ダブルトールラテと注文してみてくださいね。
一般の店舗でオーダーしたい場合は、ホットのカフェラテトールにエスプレッソをワンショット追加してください。
プラス50円でコクと歴史のあるカスタムオーダーが完成します。
お店は立地柄決して広くはないつくりですが、スターバックスが大切にしているコンセプトでもある落ち着く空間が広がります。
また、1号店である証の記念プレートを見ることもできます。
店舗情報
銀座松屋通り店
Access:東京都 中央区 銀座3-7-14 ESKビル 1F
Tel:03-5250-2751
Open:月-木/日祝 07:00-22:30
金土 07:00-23:00
スターバックスリザーブ1号店[STARBUCKS RESERVE®]
銀座マロニエ通り店
「リザーブ:reserve」とは、スターバックス内のコーヒー豆の格付けで「リザーブ」はプレミアムクラスの事を言います。
風味テストを年間25万杯以上も繰り返すスターバックスの専門テイスターが厳選した、最も素晴らしいコーヒーが並びます。
日本で初めてこのプレミアクラスの豆提供を開始した店舗はスターバックスリザーブ銀座マロニエ通り店。
リザーブを注文すると、”ブラックエプロンバリスタ”と呼ばれるコーヒーの専門知識を高めたスタッフが接客してくれ、コーヒー豆や抽出方法など疑問な事は豊富な知識で真摯に答えてくださいます。
スターバックスリザーブに置いてある抽出機械で一番多いものは「クローバー」と呼ばれるもの。
このクローバーとは、スターバックスが買収したバキュームプレスと呼ばれる独自の抽出システムのこと。
コーヒーに適度な蒸らしを加えたところで一気に抽出し、香りを逃すさず抽出できるのが特徴で、注文ごとに丁寧に淹れてくれます。
専用のコーナーでコーヒーを淹れる工程を眺めながら徐々に増してくる香りは素晴らしいコーヒータイムの期待を高めていきます。
現在日本では66店舗展開しているので、もしかしたらお近くの店舗にも取り扱いがあるかも?
また、リザーブ店でしか購入する事のできない商品もあり、より深くスターバックスの世界を満喫する事ができます。
店舗情報
銀座マロニエ通り店
Access: 東京都 中央区 銀座3-7-3 銀座オーミビル 1F
Tel:03-3567-5713
Open:07:00-22:30
スターバックスリーザブバー1号店[STARBUCKS RESERVE® BAR]
銀座 蔦屋書店
スターバックス日本初上陸の21年後の2017年4月20日にスターバックスリーザブバー1号店が日本にもオープンしました。
場所はスタバ銀座松屋通り店から歩いて分の場所に位置する銀座SIXの6階。
スターバックスリーザブバーとは豊富な抽出機械が設置された店舗のこと。
リザーブ取り扱い店舗では1つか2つの抽出機械しかないのに対し、リザーブバーでは5つの抽出方法から選択する事ができ「ブラックイーグル」というリザーブバーにしかないエスプレッソマシーンも置いています。
またリザーブ店限定のメニューしか置いていないのも特徴で、フラペチーノといったおなじみのメニューはありません。

出迎えてくれるのはブラックエプロンバリスタのスタッフで、このスターバックスリザーブバーで全員がブラックエプロンのスタッフです。
豊富な専門知識をもったスタッフの方と話しながら自分にあったコーヒーを選ぶお手伝いをしてくださいます。
メニューの1つであるBREWED COFFEEはその時期のプレミアクラスの豆からその日の気分の豆を決め、
抽出は「クローバー」「プアオーバー」「ブラックイーグル」「コーヒープレス」「サイフォン」という方法から選ぶ事ができます。
サイフォンで抽出する過程は目の前で見る事もでき、よりコーヒー体験を楽しむことができます。
他にも国内初の水出しコーヒー「ナイトロ コールドブリュー」の最先端の抽出マシーンがあります。
また銀座 蔦屋書店ではワインやビールといったアルコールが提供されます。
かつては「タルトレット」と呼ばれるワインにぴったりのスイーツが提供されるスターバックスイブニングス店でもありましたが、現在ではお酒のみ提供されてます。
リザーブバーは1号店の銀座SIX店がオープンしてから現在では日本で14店舗展開しています。
そして銀座 蔦屋書店は店名の通り蔦屋書店が併設されているので、本を読みながら優雅なコーヒーの時間を過ごす事ができます。
隣には通常のスターバックスも併設していてその日の気分でどちらの店舗に行くか決める事ができ、
リザーブの座席コーナーはリザーブの商品を注文1つ注文すれば、通常のスタバの商品も持ち込む事ができます。
店舗情報
銀座 蔦屋書店
Access: 東京都 中央区 銀座6-10-1 GINZA SIX 6階
Tel:03-3575-6080
Open:10:00-22:30
おわりに
スターバックスは特色を持ったコンセプトストアや、店舗が展開されていますが、それぞれの1号店に行ってみるのもスターバックスの歴史を知る上で重要なこと。
銀座には3つの初出店のスターバックスがありますが、この記事をご覧の方はどこに訪れてみたいですか?
きっと、どの店舗も素晴らしいコーヒー体験の時間を提供してくれるはずです。