アメックスゴールド VSダイナース ステータスや使いやすさを徹底的に比べてみた!旅行に強いカードは?

アメックスゴールド VSダイナース ステータスや使いやすさを徹底的に比べてみた!旅行に強いカードは?
         
  • 2019.02.07
  • アメックスゴールドとダイナースを比較

    ステータスの高いクレジットカードの代表としてよく名が挙がるアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックス・ゴールド)

    そしてダイナースクラブもアメックスゴールドに負けず劣らない高いステータスを持っているハイクオリティーカードです。
    ダイナースはゴールドカードではないものの、その特典の充実度と入荷審査の難しさからゴールド同等のステータスを誇ります。

    年会費や、特典。そしてカードのに利用による還元率。海外に行った際の使いやすさや利用できるラウンジの数など。
    様々な視点から2019年2月の最新の情報で、アメックスゴールドダイナースクラブカードの違いを徹底的に比較します。
    アメックス ダイナース 比較


    年会費の比較


    AMEXゴールド ダイナース
    本会員 29,000円(税別) 22,000円(税別)
    家族カード 0円(2枚目以降は12,000円) 5000円(税別)
    ETCカード 0円(新規発行手数料918円) 0円

    本人会員だけの場合はダイナースクラブがアメックス・ゴールドよりも7,000円安いです。

    家族会員カードはアメックスゴールドは家族会員1枚無料。
    ダイナースクラブダイナースクラブはアメックスゴールドに比べ1名の場合2,000円2名の場合は9,000円も安くなります
    ただし、

    ETCカードの年会費は、ダイナースクラブは条件なしで無料になります。

    アメックスゴールドは年1回の利用で無料になり、利用がないと年間540円(税込)発生します。
    また新規発行の際には918円(税込)の発行手数料がかかりますが、5年間有効で次の更新時には料金は発生しません。

    年会費は本会員はダイナースの方がコスパよく持つ事ができます。
    家族カードはアメックスゴールドは1枚無料なものの、メインカードと合計するとダイナースの方が安い結果になります。
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    ステータスの比較

    認知度

    スーテタスは社会的信用や身分を表すものであり、認知度がなければステータスを誇る事ができません。

    この認知度の高さは間違いなくアメックスゴールドと言えるでしょう。
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    百人隊長の有名な券面は、ゴールド色になる事でよりステータスを誇ります。

    一方ダイナースはゴールド相当のカードですが券面の色はシルバー。
    そもそもダイナースそのものを知らない人も多く、一見してステータスがあるようなカードには見えません。

    ですが、ダイナースは知る人ぞ知るステータスカードとしての魅力があります。
    分かりやすいステータスではなく、限られた人だけが知る例えるならば秘密結社のようなステータスです。


    入会審査

    誰でも簡単に取得できてしまうカードはステータスカードとは言い難いです。

    まずどちらのカードもインビテーションではなく、自分で申し込む事ができます

    年齢はアメックスゴールドは20歳から、ダイナースは27歳からと決まっています。

    アメックスゴールドの入会審査は外資系クレジットカード独自のスコアリングで審査を行っていて日本で過去に支払い遅延や審査に落ちた履歴などの信用情報を参照する事なく審査されます。
    その為審査しやすいカードとよく言われていますが、このスコアリングは現在の収入に重点を置いているので最低でもアメックスゴールド は年収350万円以上が必要となります。
    ですが勤続年数や年齢によっても変わり、収入がない学生でも審査が通ったという例もあります。

    一方ダイナースの入会時は信用情報を照会し審査します。その為過去に遅延、未払い、著しい多重などがあると審査に通る事が出来ません。
    そして一般的に言われている必要年収は500万円以上となります。
    過去は医者や弁護士か経営者しか入会審査に受かる事がない時代もありましたが、現在は中小企業勤務のサラリーマンや地方公務員などでも審査に通ります。

    最低年収や取得できる年齢から考えるとダイナースクラブの方が圧倒的に審査が厳しいといえます

    そのためダイナースは、知る人から見れば一瞬である程度の社会的な立場があると認識してもらう事ができるでしょう。

    アメックスゴールド:20歳以上、年収約350万円以上
    ダイナース:27歳以上、年収約500万円以上

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    上位カードへのインビテーション

    さらなるステータスカードに切り替えるにはどちらもインビテーションを受けなければいけません。

    アメックスゴールドの場合はアメックスプラチナ、ダイナースクラブの場合はダイナースプレミアムの上位カードになります。

    AMEXプラチナ ダイナースプレミアム
    本会員 130,000円(税別) 130,000円(税別)
    家族カード 0円 0円(4枚まで無料)


    このインビテーション、実はアメックスゴールドの場合はWEBフォームからアメックスプラチナを申し込めるようになりました。
    ただし、このWEB申込ページは招待制でアメックス・プラチナカード保有者からの紹介.でしかアクセスできません。

    あとは「突撃」と呼ばれる自分で催促する方法も存在します。
    最近ではアメックスプラチナの審査難易度は下りつつあり、半年以上の利用履歴、遅延もなく支払をしていればインビテーション送付に対応してくれる可能性が高いようです。
    インビテーションは1年以上メインカードとして使用していたら送られて来る事が多いです。

    それに対し、ダイナースプレミアムはWEBフォームからの申し込みもできず、ダイナースプレミアムの人から紹介してもらう場合は最低でも年収1,000万円以上必要との噂。
    突撃もダイナースプレミアムに比べ成功する確率は低いです。
    またインビテーションが送られてくるのも1年以上メインカードとして利用実績を積む必要があり、送られてくる平均目安は3年です。

    インビテーションの可能性が低いダイナースプレミアムの方が持てる人が限られる事でプレミアム感が増し、ステータスカードと言えるでしょう。

    ですが最近アメックスプラチナの券面がメタル仕様になり、さらにラグジュアリー度が増しました。
    アメックスプラチナ


    ステータス度はやはり甲乙つけがたく、何を重視するかが重要になってくると思います。

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    利用限度額の比較

    アメックスゴールドダイナースクラブのいずれも利用金額に一律の制限はなく、ホルダー1人1人の状況に応じて目安額が設定されます

    ただしアメックスゴールドは「事前承認手続き」という事前入金(デポジット)サービスが有り,事前に入金すれば限度額は無くなり高額な家や車をクレジットカードで支払う事ができます。
    後払いや分割などのクレジットカードの特有の良さはありませんが、ポイントを貯めている方にはおすすめできる制度です。

    ダイナースクラブの場合は、高額決済を予定して時に事前に電話で相談すると多額の決済が可能となることもあります。

    ただしアメックスゴールドの「事前承認手続き」と言ったように制度化されている訳ではなので、この点はアメックスゴールドが優れていると言えます。
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    ポイント比較

    ポイントの還元率

    アメックス・ゴールドダイナースクラブのいずれもポイント還元率は1%です。

    100円(税込)あたり1ポイントが獲得できます。
    1ポイント=1円ではないのでご注意ください

    ポイントアップ

    ダイナースではポイントアップというシステムがあり、参加加盟店利用時に100円につき+1ポイントのボーナスポイント獲得できます。
    ホテルや旅館、レストランの利用やショッピングで効率よくポイントが貯める事ができ、好きなタイミングでポイントを変える事ができ、特別な申し込みは必要なく無料で利用する事ができます。

    対してアメックスゴールドメンバーシップ・リワード・プラスという年会費3,000円のプログラムに入会すると、特定利⽤分ボーナスポイントプログラムへの申し込みが可能になり、提携各社へのポイント移⾏、⽀払いにポイントを利⽤する際のレートアップなどを利用できるようになります。
    このボーナスポイント・パートナーズの提携店で利用すると100円あたり2ポイント、3ポイント、5ポイント、10ポイント、なんと最大10倍の店もあります。

    ポイントの有効期限

    ダイナースクラブカードのポイントは無条件で有効期間ありません。

    アメックス・ゴールドのポイントの有効期限は3年ですが、一度でも交換手続きを行えは有効期限が無期限になります。
    ただし、メンバーシップ・リワード・プラスに加入すると有効期限はなくなります


    ダイナース:なし
    アメックスゴールド:3年間


    公共料金税金支払い時のポイント還元率

    アメックスゴールドで公共料金等を支払う場合はポイント付与率が半分の200円ごとに1ポイントです。
    またNHK、UNICEFへの支払いはポイント対象外です。

    200円につき1ポイント
    電力料金
    ガス料金
    水道料金
    社保・税金(国民年金保険料、国税、東京都税、大阪府自動車税、愛知県自動車税、その他税金・公金、ふるさと納税)
    ヤフー公金支払い(100円=1ポイント)


    ダイナースクラブで公共料金等を支払う場合のポイント還元率も200円につき1ポイントになります。

    200円につき1ポイント
    電気料金
    ガス料金
    水道料金
    NHK受信料
    社保・税金(国民年金保険料、国税、さとふる)
    ヤフー公金支払い(100円=1ポイント)


     Yahoo!公金支払いとは
    Yahoo!公金支払いページから税金を選んで、カード決済することができます。
    ポイント還元率は通常の100円=1ポイントとなり、アメックスゴールド、ダイナースでも利用可能です。
    納付できる税は、自動車税、軽自動車税、固定資産税、住民税、国民健康保険、介護保険料、後期高齢者医療保険、使用料・利用料、個人事業税、不動産取得税、ふるさと納税、水道料金、NHK放送受信料、ガス料金ですが、全ての自治体で支払可能なわけではありません。
    また決済手数料は、税、及び、地方自治体によって異なるので、都度確認が必要です。


    ポイントの有効期限だけ見るとダイナースの方が優れていますが、アメックスゴールドはメンバーシップ・リワード・プラスという年会費3,000円のプログラムに入会でき、入会する事で有効期限がなくなり、より効率よくポイントを貯める事ができ、甲乙つけがたいと言えます。
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    ポイント移行の比較

    マイル移行手数料

    貯めたポイントは飛行機の予約やアップグレードする際に利用する航空マイルにする事ができます。

    手数料はどちらも発生しませんが、移行する為に登録が必要となります。

    アメックスゴールドの場合
    ポイントを航空マイルに移行する場合、通常は2,000ポイント→1,000マイルのレートでの交換となります。

    ですが、メンバーシップ・リワード・プラスに入会すると、ANAマイルに限り1,000ポイント→1,000マイル、それ以外の航空会社は1,000ポイント→800マイルのレートで移行できます。
    またANAマイルへのポイント移行は、年間40,000マイルが上限です。

    移行するには年間3,000円(税別)の費用がかかり、ANAに限りメンバーシップ・リワード ANAコースに別途加入が必要です。
    ANAに移行する場合はメンバーシップリワードプラス3,000円(税別)+メンバーシップリワードANAコース 5,000円(税別)合計8,000円(税別)の年会費が必要になります。
    また一度ANAマイルに交換すると、その後は毎年自動更新で手数料がかかります。
    移行する時期にのみ加入し、移行後に解除し再びマイル移行する時に再加入するとコストが抑えられます。

    ダイナースの場合
    ダイナースクラブカードはマイルへ移行するには「ダイナースグローバルマイレージ」への加入が必要です。
    年会費は6,000円(税別)で、交換レートはANAを始め他の航空会社も1,000ポイント=1,000マイルで1対1となります。

    ダイナースもANAマイルへのポイント移行は年間40,000マイルが上限です。
    他の航空会社への年間移行マイル数の上限は100,000マイルとなります。

    年会費は自動で更新されるので、移行しない年はダイナースグローバルマイレージの解除をし、再びマイル移行する年に再度加入するとコストが抑えられます。


    マイルを移行できる航空会社

    これは圧倒的にアメックスゴールドが移行できる航空会社が多いでです。

    どちらのカードも日本を代表する航空会社JALがないのが残念ですが、アメックスゴールドは、ブリティッシュ・エアウェイズのマイルに交換してからJALの航空券に交換するという方法もあります。

    AMEXゴールド ダイナース
    スターアライアンス ANA|シンガポール航空|アリタリア-イタリア航空|タイ国際航空|スカンジナビア航空| ANA|ユナイテッド航空|アリタリア-イタリア航空|
    ワンワールド ブリティッシュ・エアウェイズ|カタール航空|キャセイパシフィック航空|フィンランド航空|
    スカイチーム デルタ航空|チャイナエアライン|エールフランス/KLM航空| デルタ航空|大韓航空
    その他 ヴァージン アトランティック航空|エミレーツ航空|エティハド航空|


    どっちがお得?


    AMEXゴールド(リワード) AMEXゴールド ダイナース
    年会費
    ANA 8,000円 5,000円 6,000円
    その他 3,000円 無料 6,000円
    レート
    ANA 10対10 10対5 10対10
    その他 10対8 10対5 10対10
    年間移行マイル上限
    ANA 4万マイル 4万マイル 4万マイル
    その他 10万マイル 10万マイル 10万マイル
    マイル移行手数料
    ANA 無料 無料 無料
    その他 無料 無料 無料

    全て税別表記

    ANAマイルにする場合はアメックスゴールドが合計8,000円かかるのに対し、ダイナースは6,000円と2,000円お得です。

    その他の航空会社はアメックスゴールドは3,000円なのに対しダイナースは6,000円かかり、3,000円もアメックスゴールドがお得

    移行コストやレートは変えるマイルが少ない場合はアメックスゴールド
    マイルが増えるにつれダイナースの方がお得な計算になってきます。

    ・少額の場合(1万5千マイル未満)アメックスゴールド
    ・高額の場合(1万5千マイル超)ダイナース

    ただし、ダイナースは移行先が限られてしまうのでANAを除く航空会社はアメックスゴールドが優れていると言えます。

    結論….
    ANAに移行する場合はダイナース
    それ以外の航空会社はアメックスゴールド

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    カードが使えるお店の比較

    国内の場合

    アメックスゴールドはクレジットカード払いが使える店舗であれば、殆どで問題なく利用できるようになりました。
    デパートやスーパー、コンビニエンスストアなど殆どの店舗で決済する事ができます。
    昔は高級デパートやレストランと限られていましたが、現在はJCBと提携したことで利用可能店舗が増加しました。
    レジにアメックスのマークがなくても、JCBのマークがあれば決済できる事が殆どです。
    ネットで買い物をする場合でもAmazon、楽天など大手通販で利用する事ができます(楽天は以前使えない店舗も散見されたのですがアメックスとの提携楽天カードの登場で大分改善されました)。
    小規模なサイトでのネット決済も使える割合も昔に比べ増加しています。

    ダイナースクラブはアメックスゴールに比べ若干数利用できる店舗が少なくなる印象です。
    デパートやスーパー、コンビニエンスストアなど殆どの店舗では問題なく決済できますが、カフェやサロン、居酒屋など使えない店舗が多いです。
    WEBサイトはAmazonは使えますが、楽天は店舗によって使えない店もたまに見かけるという印象です。
    これが小規模なサイトで決済する場合、使える割合はさらに下がってしまいます。

    国内の場合アメックスゴールド90%使えるとしたら、ダイナース80%
    アメックス ダイナース比較


    ただし、使えない店舗があるのも現状でVISAかマスターをサブで持つことをおすすめします。


    海外の場合

    アメックスゴールドは日本を除くアジアでは、高級店やホテル、一部のショップやレストランでしかアメックスを使う事ができず、飲食店や個人商店では未だに使えない店舗が多い印象です。
    そしてヨーロッパも似たような状況。
    ですがアメリカのカードであるアメックスは、アメリカ国内(グアムやハワイ含む)で最も利用できるカードです。
    アメックスゴールドは世界中のラグジュアリーな場所では使う事ができるグローバルなカードと言えるでしょう。

    ダイナースクラブは海外に出るとさらに使えない店舗が増加します。
    まずアジアは殆ど使用できないと思ってください。2019年現在では台湾とダイナースの取引が終了しほぼ使えない状況です。
    ヨーロッパはアジアに比べ使える店が増えるものの、ダイナースよりもアメックスの方が一般的。
    空港などでもダイナースが利用できない場合もあります。
    ですが、アメリカのカードブランドであるダイナースはアメリカではほぼどの店舗でも利用する事ができます。

    実情として、国内海外ともに使える店舗はアメックスゴールドが多いです。
    そしてアジアで最も強いのはVISA、MasterCard、銀聯カードなど。
    メインカードがアメックスやダイナースの場合は行く時にサブカードとして持っていくのがベスト。

    アジア:アメックスゴールド
    ヨーロッパ:アメックスゴールド
    アメリカ:アメックスゴールドダイナース

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    でもだからと言ってアジアやヨーロッパ旅行に行く時、決済できる店がないからとダイナースを家に置いて行くのはおすすめしません。

    なぜなら・・・・理由は次の項目でご説明いたします。

    空港ラウンジの比較

    空港に早めに到着した時や、フライト前にゆっくり過ごしたい時に活躍する空港ラウンジ。

    アメックスゴールドダイナースクラブもカード1枚持っているだけで、空港のラウンジを利用する事ができます。

    まず、アメックスゴールドはプライオリティパスという世界130カ国500都市、1200カ所以上のラウンジを利用できるカードを申し込む事ができます。

    アメックスゴールドの場合は年会費$99かかる「プライオリティ・パス・メンバーシップ」にメインカードと家族カードをお持ちの方は無料で登録でき、1回$32かかるところ無料で年間2回まで利用できます。

    ダイナースクラブは「プライオリティ・パス・メンバーシップ」のサービスはありません。
    その代わりにカード会社が直接契約しているラウンジが世界中850か所にあります。

    アメックスゴールドではカードの付帯サービスとして国内28空港・39か所の空港ラウンジ、海外2か国・2か所の空港ラウンジを無料で利用することができ、同伴者1名まで無料になります。
    ただし、プライオリティパスラウンジに比べクオリティは下がり、飲み物くらいしか置いていません。

    国内
    新千歳空港|函館空港|青森空港|秋田空港|仙台空港|羽田空港|成田国際空港
    新潟空港|富山空港|中部国際空港|小松空港|大阪国際空港(伊丹空港)|関西国際空港
    神戸空港|岡山空港|広島空港|米子空港|山口宇部空港|高松空港|松山空港|徳島空港
    北九州空港|福岡空港|長崎空港|大分空港|熊本空港|鹿児島空港|那覇空港

    海外
    ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧・ホノルル国際空港)|韓国 仁川国際空港


    対してダイナースクラブの付帯サービスとして利用できるラウンジは世界中の国内外850か所以上の空港ラウンジを無料で利用する事ができます。

    このラウンジはプライオリティパスと同じラウンジで契約している事が多く、ラウンジのクオリティは高いです。
    年会費はかからず、年に何回でも利用する事が可能です。

    唯一残念なのは同伴者料金がかかること。ですが、家族会員でも無料で同じサービスを利用できます。

    国内ではアメックスでは利用できない富士山静岡空港がダイナースでは利用する事ができます。

    国内
    新千歳空港|函館空港|青森空港|秋田空港|仙台空港|羽田空港|成田国際空港
    新潟空港|富山空港|中部国際空港|小松空港|富士山静岡空港|伊丹空港|関西国際空港
    神戸空港|岡山空港|広島空港|米子空港|山口宇部空港|高松空港|松山空港|徳島空港
    北九州空港|福岡空港|長崎空港|大分空港|熊本空港|鹿児島空港|那覇空港

    海外
    世界800箇所以上
    公式サイトでで確認できます。


    このダイナースで利用できるラウンジは、アメックスゴールドの上位カードアメックスプラチナになると発行できる年会費$399かかるプライオリティパスの最高ランクに匹敵する勢いです。

    空港ラウンジは圧倒的にダイナースクラブと言えるでしょう。
    ダイナース アメックス 比較


    そのため海外で使える店舗が少なくても、絶対に持って行くことをおすすめします。

    ダイナースクラブが撤退した台湾の空港ラウンジでも使用する事ができ、アジアでも大活躍するカードです。

    またアメックスプラチナ、ダイナースプレミアムの上位カードはどちらも年会費無料でプライオリティパスラウンジを無制限に利用できるカードを発券する事ができます。


    荷物宅配サービス比較

    アメックスゴールドには出発時は自宅から空港まで、帰国後は空港から自宅までスーツケースを無料で配送してくれるサービスがあります。
    ダイナースの場合、帰国時のみ無料でスーツケースを送る事ができます。
    都内の場合は翌日早朝に届くとだけあって大変便利なサービス(クリスマスなどの繁忙期を除く)

    ダイナース:会員1名につきスーツケース1個を無料配送
    アメックスゴールド:会員1名につきスーツケース1個を無料配送

    対象空港は4箇所
    成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、羽田空港

    手続き場所:対象空港内のJALエービーシー(ABC)カウンター


    アメックスゴールドは往復ともに利用できるサービスなのに対し、ダイナースは帰宅時のみ。

    往復でサービスを利用できるアメックスゴールドの方が優れたサービスです。
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    海外旅行保険の比較

    アメックスゴールド
    海外:自動付帯
    国内:利用付帯(アメックスゴールドで旅行代を決済)
    ダイナース
    海外:自動付帯
    国内;一部自動付帯
    国内外自動付帯ですが、追加保証で利用付帯があります(ダイナースで旅行代を決済)


    アメックスゴールド カード決済しない カード決済する
    基本カード会員 基本カード会員の家族 家族カード会員 基本カード会員 基本カード会員の家族 家族カード会員
    国内旅行 傷害死亡 補償なし 補償なし 5,000万円 1,000万円 5,000万円
    傷害後遺障害 補償なし 最高5,000万円 最高1,000万円 最高5,000万円
    海外旅行 傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円 最高1,000万円 最高1億円 最高1,000万円 最高5,000万円
    傷害治療費用 最高200万円 最高300万円 最高200万円 最高300万円
    疾病治療費用 最高200万円 最高300万円 最高200万円 最高300万円
    賠償責任 最高4,000万円 最高4,000万円
    携行品損害(免責3千万/年間限度額100万円) 1旅行中:最高50万円 1旅行中:最高50万円
    救護者費用 保険期間中最高300万円 保険期間中最高400万円 保険期間中最高300万円 保険期間中最高400万円


    ダイナースクラブ カード決済しない カード決済する
    基本カード会員 家族カード会員 基本カード会員 家族カード会員
    国内旅行 死亡・後遺症 最高5000万円 最高1億円
    入院 補償なし 最高日額5千円
    手術 補償なし 最高5万・10万・20万円
    通院 補償なし 最高日額3千円
    ショッピングディカバリー 補償なし 最高500万円
    海外旅行 傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円 最高1億円
    傷害治療費用 最高300万円 最高300万円
    賠償責任 最高1億円万円 最高1億円万円
    携行品損害 最高50万円 最高50万円
    救護者費用 最高300万円 最高300万円
    ショッピングディカバリー 補償なし 500万円

    利用条件あり


    ダイナースのポイント
    手厚い保険金
    国内でも自動付帯である
    家族会員も同じ補償額

      
    ダイナースのマイナスポイント
    アメックスのように基本カード会員の家族の補償がない


    アメックスゴールドのポイント
    カードを持っていない家族にも補償がある
         
    アメックスゴールドのマイナスポイント
    旅費をカード決済しないと国内の場合保険適用にならない
    家族カードの場合旅費をカード決済しないと国内海外共に保険適用にならない


    家族カードも同じ補償、国内でも自動付帯であるなど、充実した海外旅行保険といえるのはダイナース
    ですがアメックスゴールドの補償の1つ、カードを持っていない家族でも保険が適用になるのは非常にポイントが高いです。

    家族構成や、何を重視するかで決まってくると思います。
    ダイナース アメックス 比較


    ダイニングサービスの比較

    アメックスゴールドは「ゴールド・ダイニング by 招待日和」ダイナースクラブは「エグゼクティブダイニング」というサービスがあり、フレンチやイタリアン、懐石などのレストランで2名以上で食事をする時に、1名分は無料になるというもの。

    ディナーだけでなく、ランチで使えるお店もあります。

    アメックスゴールドはメインカードのみ利用できるサービスで、家族会員は利用できません。
    利用できるのは4月1日~9月30日と10月1日~3月31日の各優待期間中に、1店舗につき1回。

    トータルの利用上限はなく、違う店舗であれば何度でも利用する事ができます。
    WEBでの予約のみで会員登録が別途必要です。電話では予約する事ができません。
    利用の3日前までの予約が必要です。
    招待日和 アメックスゴールド


    ダイナースは家族会員も利用できるサービスですが、メインカードで利用した場合は同じ店舗では利用できません。
    4月1日~9月30日と10月1日~3月31日の各優待期間中に、1店舗につき1家族様1回です。

    電話での予約のみで営業時間は月~金 10:00~17:00。土・日・祝・年末年始はお休みです。
    利用の3日前までの予約が必要です。

    その他、6名の場合2名分無料になるグループプランもあります。

    そして1店舗につき半年に1回使え、違う店舗であれば何度でも利用する事ができます。
    (4月1日~9月30日と10月1日~3月31日で1回をカウント)
    エグゼクティブダイニング ダイナース


    お店のラインナップや利用できる店舗数はほぼ互角です。

    ただし、ダイナースは家族カードでも利用できるという事もあり家族カードを発券する場合はダイナースがお得。
    そして、6名で予約する場合2名無料になるサービスもダイナースしかないという事でダイナースの方が優れたサービスと言えます。
    ダイナース アメックス 比較


    ワンポイント
    ダイナースもアメックスゴールドも店舗を選ぶ時にプランを重視することをおすすめします。
    もし、カード会員用の特別プランである場合は割引を想定してメニューが決められている事もあります。
    それに対し、店舗メニューに掲載されているメニューはそのままの金額なので、最もお得に食事をする事ができるでしょう。


    最終的な結論

    AMEXゴールド ダイナース
    年会費
    知名度
    入会審査  
    ステータス
    利用限度額  
    ポイント
    マイル(ANA)  
    マイル(その他)  
    使える店  
    空港ラウンジ  
    空港荷物宅配
    海外旅行保険
    ダイニング  
    Total


    集計の結果、どちらが優れているかは甲乙つけがたい結果となりました。

    両方のカードを使ってみて思うことは
    空港ラウンジやダイニングの特典重視場合はダイナース
    知名度や国内での使いやすさ重視する場合はアメックスゴールド という感じでしょうか。



    そしてステータスカードとして持つ場合はどちらが優れているのか・・・・。

    一見してわかりやすいステータスがアメックスゴールド
    わかりにくいステータスがダイナースクラブ


    どちらの方が自分にとって「特別」に感じるか。それにつきると思います。

    そしてダイナースとアメックスのカード特典がどちらも似ていて同じような特典ということ、上位ステータスを目指すならメインカードは1枚の方が良い、という事からアメックスゴールドとダイナースの2枚持ちはおすすめしません。

    両カードとも異なる特典やサービスがあるVISAやマスターなどのサブカードを持つのがいいでしょう。

    あなたはどちらの「特別」を選びますか?

    アメックス ダイナース 比較

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