チェスキークルムロフ(チェコ )からウィーン(オーストリア)への都市間移動はシャトルバスが便利

チェスキークルムロフ(チェコ )からウィーン(オーストリア)への都市間移動はシャトルバスが便利

世界で最も美しい街と言われるチェスキークルムロフ。
昔ながらの街並みを留めていますしクルムロフ城から見下ろす景色は本当に素晴らしいの一言です。
そんなチェスキークルムロフ、せっかくプラハやウィーンに訪れたなら是非とも足を伸ばしたいところ。

チェスキークルムロフ

ただこのチェスキークルムロフ、微妙に電車だとアクセスしにくいんです。
プラハから行くにしても、ウィーンから行くにしても乗り換えを伴いますし慣れない土地でローカル線の乗り換えは若干ハードルが高いですよね。

そこでオススメなのは直通バス。
今回はチェスキークルムロフとウィーンを結ぶ、国をまたいだ都市間シャトルバスについて紹介しようと思います。

2つのバス会社

CK Shuttle(シーケーシャトル)

チェスキークルムロフの頭文字を取って「CK」ですね。

公式HP:CK Shuttle

路線
チェスキークルムロフと以下の街を結んでいます

プラハ(チェコ )
カルロビバリ(チェコ)
ウィーン(オーストリア)
リンツ(オーストリア)
ザルツブルク(オーストリア)
ハルシュタット(オーストリア)
メルク(オーストリア)
オーバートラウン(オーストリア)
バートイシュル(オーストリア)
ミュンヘン(ドイツ)
ブラチスラヴァ(スロバキア)
ブダペスト(ハンガリー)

オーストラリア路線が豊富で、ドイツ、ハンガリーやスロバキア線もあります。

料金
800ckz〜
ホテルからホテルのドアtoドアだと割増料金になります。

また、プライベート輸送も用意されており車を4000ckzほどから貸し切ることも可能です。

発車時間
一例)チェスキークルムロフ→ウィーン

8:00
9:45
14:00
16:30

午前2便の午後2便、所要時間は3.5時間です。

Bean Shuttle(ビーンシャトル)

公式HP:Bean Shuttle(日本語あり)

路線
チェスキークルムロフと以下の街を結んでいます

プラハ(チェコ )
ウィーン(オーストリア)
リンツ(オーストリア)
ザルツブルク(オーストリア)
ハルシュタット(オーストリア)

CK Shuttleよりは少ないですね。主にオーストリア方面です。

料金
リンツまでが500ckz(22ユーロ)、その他は800ckz(30ユーロ)です。
プラハからウィーンまで、の様なチェスキークルムロフが目的でない移動も1600ckz(なぜかユーロ建てだと70€)で可能です。

発車時間
一例)チェスキークルムロフ→ウィーン

8:00
9:45
14:00
16:30

午前2便の午後2便、所要時間は3.5時間です。CKと同じですね。

CK ShuttleとBean Shuttleどちらを選ぶべきか

路線の豊富さではCKに軍配が上がるので、仮にハンガリーやドイツへ行く方はCK一択でしょう。
Beanでもある路線の場合は、ホームページが日本語対応されているBean Shuttleをおすすめします。

チェスキークルムロフ、都市間シャトル搭乗レポート

では実際に乗車した私のケースを紹介します。
Bean Shuttleにて、チェスキークルムロフから1名でオーストリアのウィーンまで予約しました。

Bean Shuttleで予約

Fromがチェスキークルムロフ、Hotel in Pesky Krumlovはもし宿泊していなかった場合「Infocenter」と記入しましょう。チェスキークルムロフの広場で待ち合わせとなります。

Toは、ウィーンの場合空港かウィーン西駅(Westbahnhof)が選択できます。

確認メールが届くのですが、とても不思議内容でした。
なんと宛先が「Bean Shuttle(CK Shuttle)」となっていたのです。

そもそも同じ会社だったのか、私が予約振り分け時にCKに流されたのかは謎です。
メールの案内に従いクレジットカードで支払いを済ませました。

チェスキークルムロフの乗り場

ホテルを指定すればそこまで来てもらえますが、私はインフォメーションセンター前で待ちました。

目の前の広場に車が来てくれます。

10分ほど前にはシャトルが到着しました。

シャトルバスといっても8人乗りのミニバスであるとの事前情報だったのですが、見ての通りフォルクスワーゲンのバンでした。
そして、Bean Shuttleで予約したもののばっちりCK Shuttleの車両が来ました。

とてもフレンドリーなドライバーが扉を開けてくれてペッドボトルの水をサービスしてくれました。

「あなたが最初のお客だから好きなところに座っていいよ」と陽気なスマイルで言ってくれたので、「じゃあ運転席にしとこうかな」と日本人なら引くようなジョークをかますと盛大にウケてくれました。彼はチェコ人でしょうか。私はもうチェコ人を嫌いになれません。

3.5時間のドライブ

チェスキークルムロフ内のホテルを数軒回り(と言っても全て徒歩で広場まで来れる距離でした)ウィーンへの3.5時間のドライブが始まりました。

たまたまかもしれませんが同乗者は全員アジア人だった気がします。
大きな都市を通らずに、ヨーロッパの田舎道をそこそこの速度で走りますが、特に道も悪くなく、車内は快適でした。

国境は検問所らしきものの名残こそありましたがスルーでいつの間にかオーストリアに入っていました。

一度マックのあるガソリンスタンドでトイレ休憩を取りました。もちろんトイレは無料です。

ウィーンが近付くにつれ若干道が混んだ気もしますが、3時間5分ほどでウィーン西駅に到着しました。ホテルまで行ってもらうこともオプションで出来ます。

おわりに

都市間シャトルは乗り換えなどを気にせずに利用できましたし、思ったより車内が快適でした。
料金も3000円代ととてもリーズナブルなのでオススメです。

中欧に行った際にはBean ShuttleかCK Shuttleを使って、快適で賢い旅をお楽しみくださいね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

オーストリアカテゴリの最新記事