【LCC】台湾在住者が教える台湾-成田/羽田間のLCC情報!【保存版】

【LCC】台湾在住者が教える台湾-成田/羽田間のLCC情報!【保存版】
         
  • 2018.12.07
  • LCCとは

    今や世界各国様々な格安空港LCCが邁進を続けてきています。

    そもそもLCCとは?
    LCCは「Low Cost Carrier(格安航空会社)」の略語です。

    運行の効率化、機内設備の簡略化、座席の小型化、機内食などの機内サービスの廃止または有料化、といったようにできるだけコストを減らし、低価格の運賃で利用する事ができます。

    座席が狭く映画などエンターテイメントのサービスがなく、長時間のフライトはやはり心身ともに疲れてしまいます。
    しかし、台湾に行く為の所要フライト時間は3-4時間程度。十分に搭乗可能範囲ではないでしょうか?



    台湾に住み、日本と台湾間を毎月飛行機で往復しているからこそのリアルな声と情報をお届けします!

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    台湾内移動手段から考える

    まずどこの空港からどこの都市へ行きたいか?が重要です。


    桃園空港-台北駅

    桃園空港-台北駅(台北火車站) 移動手段を比べてみました。
    並びは個人的にオススメな順番です。

    ▶︎MRT(地下鉄)【160元(592円)】
    一番新しく出来た交通機関。時刻表が事前に分かるので計画を立てやすい。
    しかし到着するのは台北駅だが、メインの台北駅から少し離れた場所に位置するので注意。
    車内で無料WiFi【TyMetro】が使えるのもポイント。
    乗車時間 35分+台北駅まで徒歩15分 合計50分
    ▶︎バス(国光客運1819路)【125元(463円)】
    10分間隔で運行しているバス。
    ドアツードアで台北市内まで行けるのがポイントだが、混んでいる為希望の便に乗れないことも。
    乗車時間 約55分
    運行時間 24h
    ▶︎タクシー【約1100元(4070円)】
    4人で移動する場合1人あたり275元になるので大人数の時や、ホテルまで直接向かいたい場合などにも便利。
    24時間移動できるので、深夜に到着した場合にもオススメ。
    乗車時間 約50分
    ▶︎バス+新幹線(高鐵)【バス:約190元(703円)】【タクシー:490元(1813円)】
    台湾内を移動できる新幹線フリーパスを購入する場合にオススメ。
    乗車時間 バス:30元/20分/タクシー:330元:20分
    新幹線:160元/20分 合計40分

    松山空港-台北駅

    松山空港-台北駅(台北火車站) 移動手段を比べてみました。

    ▶︎MRT(地下鉄)【40元(148円)】
    台北市内は道路が混雑している事が多いので、電車移動は渋滞の心配がない。
    ぎっしりとプランを組まれている方はやはりMRTがオススメ。
    ただし台北駅に行くまではいずれのルートも乗り換えがあるので荷物の多い方は注意。
    乗車時間 約10分
    乗り換え含めると合計35分
    ▶︎バス(大都會客運 262)【12元(45円)】
    15-20間隔で運行。
    また台北市外へ行くバスも運行しているので場所によってはバスがオススメだが、ローカルバスなのでビギナー旅にはオススメできない。
    乗車時間 約10分

    桃園空港-台中駅

    桃園空港-台中駅(台中火車站) 移動手段を比べてみました。
    並びは個人的にオススメな順番です。

    ▶︎バス(Ubus統聯客運 1623)【280元(1,036円)】時間
    台中メイン駅(台中火車站)まで行くならこちらのバス。
    座席で充電できる車体もあるが、ない事も・・・・。
    乗車時間 約2時間20分
    運行時間 6:15-0:05
    ▶︎バス+新幹線(高鐵)【20元+540元=560元(2,072円)】 
    台湾内を移動できる新幹線フリーパスを購入する場合にオススメ。
    しかし台湾高鐵駅から台中メイン駅(台中火車站)まで距離があり、
    タクシーだと20分、バスだと40分、電車だと20分かかります。
    乗車時間 バス:20分
    新幹線:36分
    乗車合計時間約56分
    運行時間 新幹線:6:26-23:00
    ▶︎タクシー+新幹線(高鐵)【330元+540元=870元(3,219円】
    台湾内を移動できる新幹線フリーパスを購入する場合にオススメ。
    しかし台湾高鐵駅から台中メイン駅(台中火車站)まで距離があり、
    タクシーだと20分、バスだと40分、電車だと20分かかります。
    乗車時間 タクシー:20分
    新幹線:36分
    乗車合計時間約56分
    運行時間 新幹線:6:26-23:00


    台北での旅行を予定されている方は断然松山空港がオススメなのですが、LCC発着便は桃園空港のみ。
    しかしこうやって比べてみると、桃園空港から市内へのアクセスはそこまで難しくなく時間がかかるという事もありません。

    また桃園空港からは台中や高雄へアクセスしやすいという利点があります。

    発着便から考える

    それではLCC発着空港と航空会社を比べてみましょう。
    台湾旅行、最近の台湾旅行は台北から離れ台中から高雄へ行くのが人気。

    成田-桃園間を運航しているLCC

    ▶︎ジェットスター
    ▶︎バニラ・エア
    ▶︎タイガーエア
    ▶︎Scoot

    成田-高雄間を運航しているLCC

    ▶︎バニラ・エア
    ▶︎タイガーエア

    羽田-桃園間を運航しているLCC

    ▶︎タイガーエア
    ▶︎Peach

    ・・・・その他(松山/台中)

    羽田/成田-松山間を運航しているLCC
    ▶︎キャリアのみ

    成田-台中間を運航しているLCC
    ▶︎マンダリン航空のみ(キャリア)

    航空会社から考える

    利用できる LCCは5つ!それぞれの特徴をまとめてみましょう

    • ジェットスター
    • バニラ・エア
    • タイガーエア
    • Scoot
    • Peach



    ジェットスター

    ▶︎▶︎ジェットスター
    東京ー台北の機材 エアバスA320
    機内持ち込み ◼︎エコノミークラス
    各辺がH56cm/W36cm/D23cm以内の手荷物1個と身の回り品(ハンドバッグなど)1個 ・合計2個/7kg
    ◼︎ビジネスクラス
    各辺がH56cm/W36cm/D23cm以内の手荷物2個と身の回り品(ハンドバッグなど)1個  ・合計3個/14kg(但し1個7kgまで)
    受託手荷物 ◼︎エコノミークラス
    最大で40kgまで追加可能(1個あたりの最大重量32kgまで) 
    ・東京⇆台北便
    20kgの場合:4,200円
    25kgの場合:5,250円
    ◼︎ビジネスクラス
    最大40kgまで追加可能
    ・東京⇆台北便
    30kgまで無料
    座席指定 スタンダード・シート:490円
    アップフロント・シート790円:前方の座席で到着後に早めに降機できる
    エクストラ・レッグルーム・シート(1、12、13列目)990円:足元のスペースが広め
    エコノミーとビジネスと選べるのが魅力!
    また座席指定がLCCの中で最安値!隣同士の席に座りたい人や窓際に座りたい人にもオススメ!

    バニラ・エア

    ▶︎▶︎バニラ・エア
    東京ー台北の機材 エアバスA320
    機内持ち込み 各辺がH55cmW40cmD25cm以内の手荷物1個と身の回り品(ハンドバッグなど)1個  合計2個/7kg
    受託手荷物 最大で40kgまで追加可能(1個あたりの最大重量32kgまで) 
    ・東京⇆台北便
    20kgの場合:3,000円
    座席指定 スタンダード・シート700円
    アップフロント・シート1,000円:前方の座席で到着後に早めに降機できる
    リラックスシート1,500円:足元のスペースが広め
    やはり便数が多いのが魅力!
    親会社がANAという事もあり機内食が美味しい。こだわりのバニラパンは食べて見る価値あり!

    タイガーエア

    ▶︎▶︎タイガーエア
    東京ー台北の機材 エアバスA320
    機内持ち込み 各辺がH54cmW38cmD23cm以内の手荷物1個と身の回り品(ハンドバッグなど)1個  合計2個/10kg
    受託手荷物 最大で30kg・203cm以下/1個
    東京⇆台北便
    15kgの場合:2,500円
    20kgの場合:2,800円
    座席指定 tigerbuddy600円:同行者と隣り合わせの席、窓際もしくは通路側の席を指定できる
    tigerquicker(2-4列目)1,200円:前方の座席で到着後に早めに降機できる
    tigercomfort(1、12、13列目)2,100円:足元のスペースが広め
    早朝深夜の便があるので日帰り旅行もできちゃうかも??成田からと羽田発両方選べる!
    受託手荷物の料金が安いのも魅力!

    Scoot

    ▶︎▶︎Scoot
    東京ー台北の機材 ボーイング787
    機内持ち込み ◼︎エコノミークラス
    各辺がH54cmW38cmD23cm以内の手荷物1個と身の回り品(ハンドバッグなど)1個  合計2個/10kg

    ◼︎スクートビズ
    各辺がH54cmW38cmD23cm以内の手荷物1個と身の回り品(ハンドバッグなど)2個  合計3個/15kg

    受託手荷物 ・東京→台北便
    20kgの場合:2,560円
    25kgの場合:3,360円

    ・台北→東京便
    20kgの場合:770元(約2,849円)
    25kgの場合:1,010円(約3,37元)

    座席指定 ・東京→台北便
    スタンダードシート750円
    スタンダードシート(サイレントゾーン)1,120円:12歳未満の子供が入れないゾーン
    前方席1,120円:前方の座席で到着後に早めに降機できる
    スーパーシート1,050円:スタンダードシートよりも少し広い
    ストレッチシート1,715円:キャビン最前列でスーパーシートよりさらに広い

    ・台北→東京便
    スタンダードシート215元(796円)
    スタンダードシート(サイレントゾーン)335元(1240円):12歳未満の子供が入れないゾーン
    前方席335元(1240円):前方の座席で到着後に早めに降機できる
    スーパーシート695元(2572円):スタンダードシートよりも少し広い
    ストレッチシート1,175元(4348元):キャビン最前列でスーパーシートよりさらに広い

    機内持ち込みが10kgまでとLCCの中では最大サイズ!機体がボーイング787なので安定した乗り心地は魅力的!

    Peach

    ▶︎▶︎Peach
    東京ー台北の機材 エアバスA320
    機内持ち込み 3辺が100cm以内の手荷物1個と身の回り品(ハンドバッグなど)1個  合計2個/10kg
    受託手荷物 最大で合計100kgまで追加可能(1個あたりの最大重量20kg/203cmまで)
    ・東京⇆台北便
    1個20kgの場合:2,800円
    2個の40kgの場合:5,600円
    座席指定 スタンダードシート600円
    プレジャーシート(6~11列目、14列目~30列目の窓際)850円:前方の座席や窓際
    スマートシート1,100円:(2~5列目)機内への搭乗、降機に便利/(12,13列目)足元のスペースが広め
    ファストシート(1列目)2,200円…最前列。足元が広い、受託手荷物を早く引き取れる目印タグ
    なんと言っても羽田発!成田へいくまでの交通費を換算すると、飛行機代が安くても往復交通費で羽田から向かう方が安いかも?
    また機内持ち込みが10kgまでとLCCの中では最大サイズなのも魅力!



    実際に使ってみて

    以上が東京-台北間のLCC情報でした!

    5社もあるので悩みどころですね。なので少しだけ補足させていただきます!

    深夜移動でも台湾滞在時間を最大に増やしたい場合などLCCならではの深夜早朝便を利用してはいかがでしょうか?
    しかし桃園→台北駅までは24hバスがあるのですが、桃園→台中は深夜のバスがないので要注意。

    また、どれだけお土産を買うか?受託荷物の容量も大切ですね。
    台湾ならではのパイナップルケーキ、結構ずっしりしています。
    また、最近台湾で流行りのカラスミソースなんかは液体物になるため、受託のみでしか持ち帰れません。

    正直な話、わざわざ有料の機内食は食べずせっかくなので台湾内で美味しい小篭包や飲茶を食べる事をお勧めします!
    機内食より安くて美味しい〜お店が沢山ありますよ。

    あなたのプランにあったLCCを見つけてくださいね!

    それでは良い旅を!旅途愉快!

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